佐清さん @hudouco のユニコーンとカレーを食べる話。カレー食べながら読んだ。モモさん、意外と純粋だぞ。すきだ。 pic.twitter.com/0zz02Xbqji
— 綾瀬翔@漫画と絵を描く / つぎはBOOTH Fes (@ayase_underdog) 2018年5月5日
モモは月にいて200年。悲しい理由でそこにいる。ずっと一人で。
でもランセ氏がきたときに「助けにきた」と言われた言葉にたいして感じた嬉しさは「これでやっと自分は助けてもらえる!」ではなく「やっと貫かせてもらえる!」っていう気持ちみたい。なんでや。
話を進めると、ユニコーンにとって「貫く」っていうのはどうも性行為と同義、らしいのだけど、モモが追放された理由は他のユニコーンとは違う事情がそこにある。
悩んでたのかな、200年悩み続けてなんかどうでもよくなって、残ったのは「こうしたい」という気持ちになってしまったのかな、と思った。200年だぞ。ユニコーンは長寿なのかもしれないが、頭おかしくならなかったのか。きっといろんな気持ちを封じ込めた結果「貫かせろ!」だったのかもしれない。
最後ランセからカレーもらったときモモが流した大粒の涙、この200年で、下手すれば初めて感じた優しさだったのかもしれない。なんて。
好きな人がいっぱいいることはダメなのことなのか、っていう答はユニコーンであるモモは絶対たどり着けない答えだし、ジョチと付き合ってるランセが「男と付き合ってるんだけどそれはダメなことなのか」っていう答はおそらく辿りつくことはできない。って思うと、二人、お互いのことは理解できないけど、違うところで分かり合えるはず。
ちなみにアームストロング船長の月面着陸。オチは本の中で!